東法人会 №97
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新入社員研修を終えて 澤田先生の力強いお言葉により、入社してから抱いていた不安な気持ちは和らぎ、様々な気づきとともに新社会人として新たな決意を抱くことができました。また、ただ受け身の姿勢で仕事をしていた私にとって今回の研修は非常に有意義な時間となりました。 まず、挨拶や返事は社会人関係なく大切なことであり、できて当たり前のことですが、その当たり前がまだ自分には足りていなかった部分なのかもしれないと感じました。能力や知識ではまだまだ未熟な私でも、上司や先輩方、お客様との関係を大切にできることが社会人に求められており、これらは研修でも学んだとおり、新人だからできない、分からないではなく、新人でもできる認められた社会人になるための大事な一歩です。この一歩を踏み出せるか、踏み出せないかが今後の自分の人生に大きくかかわるということをしっかりと胸に刻んでいきたいと思います。 もう一点、学生のうちは自分の好き嫌いで物事を選択することも許され、自由な時間も与えられていました。しかし、社会人として仕事を任せられている以上いつまでも学生気分でいてはいけない、つまり「心の学生服を早く脱ぐ」ということを学びました。まだどこかで学生気分を捨てきれず、甘えているところがあると思います。今回のお話を実りあるものにするためにも、今一度自分の考えを見つめ直し、真の社会人としてのスタートを切れるよう励んでいきたいと思います。 今回の研修で始めに澤田講師から教えて頂いたのは、注目の中で「光る新人」らしい行動力を今から身に付けようとの事でした。具体的に、企業人としてスタートした新入社員は、会社から「当社の看板を背負って活躍する逞しい人材に早く育ってほしい」と期待されています。その期待に応える為には、企業人としての覚悟を持ってビジネスマナーと仕事の取組みを習得し、上司や先輩、そしてお客様との円滑な人間関係づくりを積極的に実践するという事です。知っている、やろうと思った、やれば出来るといった姿勢ではなく、自らが出来る事を惜しまずに最高に実践するといった姿勢をつくる事が今後の私達新入社員にとって重要であると学びました。 次に、社会人として必須であるビジネスマナーの心得を教わりました。電話応対、名刺の受け渡し、言葉遣いといったマナーを練習しました。中でも言葉遣いはビジネスで「けじめのある言葉遣い」を基本とし、お客様はもちろん、上司や先輩、そして同僚に対して節度をわきまえたけじめのある話し方を心掛ける事が大切だと思いました。また、仕事を進める上で大事なポイントは、始めから正しい仕事をする為のルールをしっかりと守る事であると教えて頂きました。どの仕事においても共通して言える事は、「指示を正しく理解し、指示通りの仕事を正しく実行する。」その為には必ずメモを用意し、分からない事は素直に質問して、最後は絶対に内容を復唱する事であると学びました。 今回の研修で学んだことを改めて会社で活かして取組んでいきたいと思いました。「私は出来る。」と自信を持ちながら、一歩一歩仕事を覚えていき、そして会社から居なくては困る「人財」となれるよう頑張りたいと思います。株式会社 天満屋トラベル平野 七海株式会社 宮本円 野津 隆介新入社澤田先生の力強いお言葉により、入社抱いていた不安な気持ちは和らぎ、様々とともに新社会人として新たな決意を抱株式会社 天満屋トラベ平野 七海講師から教えて頂い人」らしい行動力を円介新入社員研修会         「甘えを捨てて会社に必須の人財となれ!」 4月19日、岡山商工会議所にて、新入社員研修会を開催しました。 この研修会は、岡山東・岡山西法人会共催で毎年行っており、今年は約70名の新入社員の方にご参加いただきました。 講師には企業教育コンサルタントの澤田良雄氏を迎え、社会人としての役割やビジネスマナーなどをご指導いただきました。研修会の後半では、参加者同士コミュニケーションをとりながら与えられた課題に取り組み、大変活気のある講義となりました。--12

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