岡山東 №105
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岡山東税務署長 今井 雄二岡山東税務署新署長にインタビュー岡山東税務署新署長にインタビュー署長略歴昭和39年 広島県生まれ○大阪国税局 課税第二部 酒類業調整官○広島国税局 課税第二部 酒類業調整官○岡山東税務署 筆頭副署長○光税務署長○広島国税局 課税第二部 酒税課長○広島国税局 課税第二部 酒類監理官いま い  ゆう じ●ごあいさつ この度の人事異動で岡山東税務署長を拝命しました今井です。 前任の野上署長と同様、どうぞよろしくお願いいたします。 岡山東税務署は、平成29年7月から令和元年7月までの2年間、筆頭副署長として勤務しておりました。当時から「晴れの国岡山」と言われるように、温暖な気候に恵まれ過ごしやすく、白桃やマスカット等の豊富なフルーツの産地であるという印象です。●税務の仕事で印象に残っていること これまで、税務調査や酒類行政事務等、色々な仕事を経験してきましたが、税務大学校名古屋研修所の教育官として2年4か月の間、新入職員の採用時研修で税法等の講義や税務職員として必要なスキルを習得させるための指導を担当したことです。 希望に満ちた若者と寝食を共にした研修生活で、私自身も初心に帰ることができました。 また、本年5月のG7広島サミットの国際メディアセンター内に国税局として日本産酒類のPRブースを出展し、直接外国人報道関係者へ日本産酒類をPRする貴重な機会を経験できたことです。●座右の銘 座右の銘は「抜本塞源」です。問題を真に解決するには、雑草の根(本)を抜き、あふれる水の湧き出すところ(源)を塞がねばならない。本来解決すべき課題(弊害)を、先送りせず最優先に解決する必要があるという「陽明学」の教えで職務を遂行する上で心掛けてきたことです。●法人会に向けて 松田会長をはじめ会員の皆様方には、納税意識の高揚及び税知識の普及を図るための活動に平素から熱心に取り組んでいただき感謝申し上げます。 さて、本年10月よりいよいよインボイス制度が開始されます。今後もきめ細やかな周知・広報を実施していくとともに、個別相談の充実や登録要否相談会の開催などを通じて個々の事業者への寄り添った丁寧な対応を行います。 また、税務行政のデジタル・トランスフォーメーションを進める上で不可欠なe-Tax及びキャッシュレス納付の利用拡大について、納税者にとって簡便に手続ができ、計算誤り等の防止による正確性の向上につながるほか、国税側も行政効率の向上が期待できるスマートフォンを活用した電子申告等を推進したいと考えております。6

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