プロ野球の巨人や中日で活躍した野球解説者の川相昌弘氏の公開講演会が行われました。川相さんは岡山市南区藤田で育ち、岡山南高校出身。プロ野球では、通算533本の犠牲バント世界記録保持者で「バントの神様」と呼ばれていました。 高校では猛練習にあけくれ、高校3年生の夏まで自宅のある藤田から岡山南高校までランニングで通っていたそうです。 講演で特に印象に残ったことは、高校野球岡山県予選、岡山東商業高校との準々決勝に負けて悔しかったこと、巨人時代に大事な試合で失敗したこと、若手の二岡選手にレギュラーをとられて悔しかったこと、こういった「負けたこと」「悔しかったこと」をバネにして頑張れた経験から、負けることや悔しい思いをすることは悪いことではないと力説されていたことです。 巨人に入団した時、チームにはホームランバッターやスター選手が居並ぶ中、どうやったら自分がやっていけるかを考え、バントや守備に磨きをかけていったそうです。自分に何ができるかを考え、愚直に努力する大切さを学ぶことができ、有意義な講演でした。ありがとうございました。公開講演会(令和3年9月28日) 野球解説者講師 川相 昌弘 氏我が人生 野球と人の出会いに感謝!演題青年部会菅波 克広岡山県高等学校野球連盟に本を寄贈 岡山東法人会主催の野球解説者川相昌弘氏の公開講演会に合わせて、川相氏の著書『ベースボールインテリジェンス』を高校球児の指導に役立ててもらおうと岡山県高等学校野球連盟に80冊寄贈しました。 贈呈式では、松田会長から岡山県高等学校野球連盟の多田会長に目録が手渡されました。後日、寄贈書は岡山県高等学校野球連盟に加盟する硬式、軟式のチーム77校に配られました。高野連多田会長への贈呈--8
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